Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東京ガス、顧客情報の紛失事故が2件発生

東京ガスは、9月26日と10月5日に発生した顧客情報の紛失事故2件を公表した。

1件は、9月26日に業務委託先であるジャマ精工が運営するエネスタ多摩において領収書の冊子を紛失が判明したもの。紛失した冊子には、使用済みの領収書が一部含まれており、1件の個人情報が含まれていたという。

また、10月5日には、同社北部地域計画部の車両が車上荒らしに遭い、59世帯分の顧客情報が記載されたリストが盗まれた。

持ち去られたのは、都市ガスへの切り替えを予定している59世帯分の顧客リスト4枚。顧客の氏名、住所、電話番号、切り替え予定日などが含まれていた。コンビニエンスストアのトイレを利用した際、駐車中の車両の鍵穴が壊され、車内にあった鞄ごと盗まれたという。

いずれも紛失後、警察へ紛失届けを提出、捜索が行われている。また、顧客へ事情を説明、謝罪した。

(Security NEXT - 2006/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

水道メーター交換で利用した帳票が所在不明 - 桐生市
メール誤送信でセミナー参加者のメアド流出 - 沖縄振興開発金融公庫
八十二銀と長野銀の出向者が顧客情報を外部送信 - 契約内容を誤解
「セキュリティ対応組織の教科書 3.2版」が公開 - 実例など収録、評価シートも刷新
自動車部品メーカーのヨロズでランサム被害 - 被害状況など調査
ニデック子会社のサイバー攻撃被害 - データ約5万件が公開
Apache Solrに認証バイパスの脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
DigiCert、「マネージドDNS」を展開するVercaraを買収
Veeam製バックアップ製品の脆弱性を標的に - 複数ランサムウェアが悪用
米当局、「SolarWinds WHD」や「Windows」など脆弱性3件の悪用に注意喚起