Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トラステッド、秘密分散法によるファイル転送サービスを無償提供

トラステッドソリューションズは、秘密分散法を使用したファイル転送サービス「ぶんさん便」の提供を開始した。非商用利用に限り、無償で利用することができる。

同サービスは、同社サイトにてダウンロードできる「ぶんさん便アプリケーション」を利用し、ファイルを2片に分散した上で暗号化できるサービス。秘密分散法により両方のデータが揃わないと復元できず、一方を同社サーバ上に保存することで安全にデータの受け渡しを行える。

データ分割は、比率を設定することも可能。さらに「ぶんさん便アプリケーション」では、サーバを使用せずに双方の分散片ともローカルのPC環境に格納することもできる。

同社では今回の無償提供により、秘密分散法の適用事例を実際に体験してもらうことで特性や優位な点などへの理解を広げたいとしている。

(Security NEXT - 2006/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
認可保育所に無関係の副食費免除対象者情報を誤送信 - 青梅市
市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
被災労働者の個人情報含むファイルをメール誤送信 - 労働基準監督署
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正