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中部電力の資料流出事故が被害拡大、 「Share」経由で

中部電力の関係会社である中電防災から火力発電所に関する資料が流出した事故で、あらたに25件の資料流出が判明した。

同社では、5月14日に尾鷲三田火力発電所に関する資料8件のネット流出を明らかにしているが、その後の調査により、消防関連設備の点検記録や研修、訓練関係書類など25件の流出があらたに確認されたという。

流出時期は5月11日で、同従業員が自宅パソコンに導入していたファイル交換ソフト「Share」を介して流出したことも判明。同社では、関係会社も含めた全従業員に対し、私用パソコン内の業務データを再点検するよう指示したとしている。

(Security NEXT - 2006/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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