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中国電力、関連会社から業務情報がWinny流出

中国電力の業務情報がWinny上へ流出したことがわかった。関連会社エネルギア・コミュニケーションズ社員の私用パソコンがウイルスに感染し、両社の業務情報がネット上に流出したもの。

流出が確認されたのは、中国電力の業務関係資料やエネルギアの社内研修資料など。中国電力では、エネルギアへ業務を委託していた。流出情報に個人情報は含まれていないという。

中国電力によれば、エネルギア社員がデータを持ち出して自宅のパソコンに一時的に保存。一部が削除されていなかった。社員自宅のパソコンにはWinnyがインストールされており、暴露ウイルスに感染したことで流出したと見られている。

(Security NEXT - 2006/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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