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研修医のPCから患者情報が流出 - 福井県立病院

福井県立病院は、研修医の私用パソコンがウイルスに感染し、患者32名分の個人情報がネット上に流出したと発表した。

他の医療機関から実習に来ていた研修医が、作業のため同情報を持ち出して自宅のパソコンにコピー。パソコンにはWinnyが入っており、暴露ウイルスによりネット上に流出したという。

流出したのは、同病院の患者32名分の情報。同病院では、患者情報を持ち出す際、匿名化を義務付けていたが、今回、氏名、年齢、病名、画像などが含まれていた。

該当する患者に対し個別に謝罪を実施。今後は規定の周知徹底を図って、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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