Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

防衛庁の漏洩再発防止策 - 私用パソコン排除や処分厳格化

防衛庁は、機密情報のWinny流出事件を受け、再発防止策を発表した。

同庁では、再発防止策を目指し、?木防衛庁長官政務官をはじめ、同庁幹部や自衛隊の各幕僚長、有識者で構成される検討会を設置。検討を進めてきた。

具体的なな対策としては、業務における私有パソコンの排除を目指し、5万6000台のパソコンを調達するほか、記憶媒体の暗号化やICタグ管理による持ち出しの防止を図る。また、メールや接続先の制限ほか、シンクライアントの導入についても検討を進めるとしている。

さらに事故発生時に対応できるようマニュアルを作成。情報セキュリティ教育や処分の厳格化や抜き打ち検査などを実施し、実行力あるものを目指すという。

(Security NEXT - 2006/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

がん検診受診予定者の個人情報をメール誤送信 - 浦河町
検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正