Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

職員のPCから簡易保険加入者の個人情報などが流出 - 嘉穂郵便局

日本郵政公社九州支社は、福岡県内の嘉穂郵便局において、職員の私用パソコンがウイルスに感染し、簡易保険利用者の個人情報などがWinnyネットワーク上に流出したと発表した。

同発表によれば、流出したのは1999年ごろから2006年1月下旬ごろまでに同職員が自宅で作成した資料。顧客の個人情報116名分が記載された集金一覧リスト、および21名分が記載された保険団体加入者リストなどが含まれる。また、郵便局職員の個人別営業成績57名分も含まれていた。

3月6日の流出発覚後、ただちに該当する顧客に対し報告と謝罪をした。同支社では、各郵便局に個人情報の管理を徹底するよう指導して、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開