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住友生保、子会社管理の個人情報などがWinny上に流出

住友生命保険は、米国の子会社Sumitomo Life Realtyが管理する取引先の個人情報などが、同社社員の私用パソコンからWinnyネットワーク上に流出したと発表した。

今回の流出はウイルス感染が原因で、同子会社の取引先企業担当者1326名分の氏名、住所、電話番号、会社名などが流出。同社の社内配属先リスト6614名分、および海外現地法人の従業員情報64名分なども含まれる。保険契約者の情報などは含まれていない。

同社子会社に出向中、業務用データを個人所有のパソコンに保存して利用していた。その後帰国した際、データを消去せず自宅でパソコンを利用していたところ、2月19日ごろウイルスに感染したという。

同社では、該当する関係者に対し謝罪をするとともに、情報の不正利用防止に向けた注意喚起を行う。また従来より義務づけられていたデータ消去が今回行われていなかったことを受け、業務用データの社外持ち出し禁止を再徹底する。さらに、海外現地法人においても同社に準じた情報管理規定を適用するなど、再発防止策を講じるとしている。

(Security NEXT - 2006/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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