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顧客情報記載資料を破棄中に強風で紛失 - 秋田銀行

秋田銀行は、1月23日に本店の敷地内において、廃棄物処理業者が顧客情報116件が記載された内部資料を強風により吹き飛ばされ、一部を紛失したと発表した。

同行によれば、顧客情報を廃棄処分にするため収集していた際、強風にあおられ、一部を紛失したもので、敷地内に飛び散った資料を回収したが、未回収の資料があったという。

所在不明となっているのは、振込データが記載された2003年分の内部帳票。受取人氏名、口座番号、金額、受取銀行名、支店名など116件の顧客情報が含まれている。

周辺を捜索したが、未回収分の資料は発見されていない。該当する顧客に対しては、個別に連絡して謝罪するとしている。同行では顧客情報の管理体制をさらに強化して、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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