長谷工アーベストが不正アクセス被害 - フィッシングの踏み台に
長谷工アーベストは、アンケート受付専用のサーバが不正アクセスを受け、調査を実施した。
今回の不正アクセスは、外部よりアンケートの受付を行っているウェブサーバが攻撃を受けたもの。同社は攻撃判明後、サーバを隔離した上で、警察やセキュリティ調査会社と連携し、調査を進めていた。また、該当する顧客には書面で通知した。
その後調査の結果により、今回の不正アクセスは、金融機関を装い、顧客情報を不正に取得するためのフィッシングサイトとして、サーバを利用することが目的だったと判明したという。
同社によれば、サーバには9月15日から10月19日に実施されたアンケートに回答した顧客の個人情報が保存されており、同社は、情報セキュリティ会社にアクセスログの解析を依頼。その結果、個人情報の漏洩について可能性は低いとの報告を受けたことから、同社は今回の不正アクセスの目的が個人情報の取得ではなく、漏洩はなかったと結論付けている。
(Security NEXT - 2005/12/06 )
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