埼玉県、個人情報を紛失した職員を処分
埼玉県は、個人情報を紛失した職員の処分を発表した。
今回の事件は、同県が8月24日に実施した狩猟免許講習において預かった受験票26件を、同県中央環境管理事務所の職員が帰宅途中で紛失したもの。職員は帰宅途中に職場の同僚と飲酒、東武鉄道春日部駅においてベンチで居眠りをしたところ、リュックサックを盗まれたという。リュックサックは、七光台駅にて翌々日の26日に発見され、受験票も回収されている。
同県では、道職員を盗難予防や本来の保管場所へ届ける義務へ違反したとして「戒告」とした。また、環境部長および同副部長を口頭注意にするなど、関係者の処分も行っている。
さらに同県では、8月31日に本庄市内において、個人情報が記載された「母子寡婦福祉資金返還納入通知書」の紛失事故が発生しており、同事件の処分についても発表されている。
同事件は、車上荒らしにより個人情報が記録された同通知書13名分や郵便貯金通帳などを紛失したもので、児玉福祉保健総合センターの非常勤職員を戒告としたほか、保健医療部長や同副部長などを口頭注意、児玉福祉保健総合センター所長を訓告など、関係者を処分した。
(Security NEXT - 2005/10/03 )
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