ヤフー、店舗におけるクレジットカード情報保護を強化
ヤフーは、「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークションストア」の店舗におけるクレジットカード情報保護を強化し、顧客のカード情報に店舗側で接触する必要のない仕組みを導入すると発表した。
同社ではカード情報漏洩の回避策として、2004年7月より、店舗ごとにクレジットカード会社と契約することなくカード決済が利用できる「クレジットカード決済サービス(代表加盟店型)」を提供している。現在「Yahoo!オークションストア」では同サービスのみを提供しており、店舗側でカード情報を閲覧することはできない。
同サービスにくわえて、クレジットカード会社への認証だけを代行し、クレジットカード会社との独自契約を持つ店舗が契約内容や条件を変更することなく利用できる「決済情報処理サービス(電文中継型)」を導入する。いずれもネットラストが提供するサービスで、なりすましなどの不正利用を防止する機能を備えている。
現在「Yahoo!ショッピング」では、クレジットカード会社との独自契約を持つ店舗はカード情報の閲覧が可能だが、今後は両サービスのいずれかを利用することで、店舗側でクレジットカード番号に接触する必要をなくすとしている。
(Security NEXT - 2005/08/31 )
ツイート
PR
関連記事
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性