楽天の個人情報漏洩事件、数万件規模に拡大
楽天は、同社が運営するネットモール「楽天市場」利用者の個人情報が漏洩事件で、漏洩件数が3万件に上っていることを明らかにした。
7月23日の時点で楽天は284件の漏洩が確認できたとしていたが、大手メディアに持ち込まれた情報を照合したところ3万6239件の漏洩に上ることがわかった。
楽天では、漏洩した個人情報は従来と同様、「センターロード(AMC」の1店舗の利用者に限られると発表、同店舗の全受注件数は約94000件で、その一部としている。個人情報は、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど。
約1万件にはクレジットカード番号についても含まれていた。カード会社各社では、監視を継続している。また、持ち込まれたCD-ROMには、楽天以外で利用された個人情報も約8545件含まれたという。
同社では、7日に関連する顧客へ謝罪のメールを送信したという。
(Security NEXT - 2005/08/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開