Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

兵庫県立光風病院、職員自宅のPCが盗まれ患者情報を紛失

兵庫県立光風病院は、6月9日に職員の自宅が盗難被害に遭い、患者の個人情報が保存されたパソコンが盗まれたと発表した。

同院によれば、盗難に遭ったパソコンには患者の氏名、年齢のほか、肥満度などのデータ、およびアンケート調査の回答を数字コードに置き換えたものが保存されていた。一部報道によれば133名分に上るという。盗難発覚後ただちに被害届を提出するとともに、中古市場などを調査して同パソコンの発見に努めているという。しかし6月26日時点では発見に至っていない。

同院では、窓口を設置して患者からの問い合わせに対応するという。また、現在保有している個人情報の管理状況を総点検するとともに、再度、個人情報の院外持ち出しの禁止などを全職員へ周知徹底させ、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み