総務省、IP電話不具合に対し行政指導
総務省は、NTT東日本の「ひかり電話」において、一部地域で緊急通報が利用できない状態でサービス提供を行った事象に関して、再発防止のため行政指導を行った。
今回問題となったのは、光IP電話サービス「ひかり電話」において、一部地域で「110番」や「119番」および「118番」などの緊急機関に接続できない状態でサービスを提供していたというもの。すでに問題は解消されている。
同省では、緊急通報を必要不可欠な機能であるとして、緊急通報が利用できない状態でサービスが提供されることは、電気通信事業法第50条第1項の規定に違反するとした。
同省では、同社に対し総合通信基盤局長名で文書により厳重に注意するとともに、同事象が発生するに至った経緯とその原因に関する調査結果、および具体的な再発防止策とその実施状況について報告するよう求めたとしている。
(Security NEXT - 2005/06/23 )
ツイート
PR
関連記事
「Chrome 137」の早期安定版がリリース - 8件のセキュリティ修正
「Spring Security」の一部メソッド制御に認可バイパスの脆弱性
GitLabに10件の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
フォーム上でボランティアの個人情報が閲覧可能に - 東京都
イベント申込者の入力データ、操作ミスで消失 - 北海道
ランサムで複数システムが停止、従業員情報など流出 - 日邦バルブ
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
「OpenPGP.js」の署名検証に脆弱性 - 修正パッチをリリース
サイバー攻撃を確認、影響調査や復旧作業を実施 - NRS
「a-blog cms」に「SSRF」など複数脆弱性 - アップデートで修正