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トーマツ、顧客情報約4000件が保存されたPCを紛失

監査法人大手のトーマツは、5月8日に、三菱商事フューチャーズから預かった顧客の個人情報約4000件が保存されたパソコンを紛失したと発表した。

同法人によれば、紛失したのは監査業務用のパソコン1台で、顧客の法人名および個人名、顧客コード、口座期末残高といった個人情報約4000件が保存されていた。そのうち約3850件に、顧客の個人名が含まれていた。

紛失発生後、警察へ届出を行うとともに、捜索を続けているが、6月23日時点ではまだ発見されていない。同法人では、専用の窓口を設置して、顧客からの問い合わせに対応する。また、監査業務用に入手する顧客情報の取扱いおよびパソコンの管理について、教育をさらに徹底して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/06/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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