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ANAの個人情報入りパソコンが盗難 - 保守担当の子会社社員が逮捕

全日本空輸において、6月16日に個人情報が記録されたパソコン紛失事件が発生、その後同社子会社社員が容疑者として逮捕された。

同社によれば、同社東京支店法人販売部内において、6月16日9時前にパソコン3台の紛失が発覚。パソコンには、同社が提供しているANAマイレージクラブ会員の顧客情報が記録されていたという。

同社では関係者のヒアリングや捜索を実施したものの、発見できないことから翌日17日に警察へ被害届を提出。あわせて管轄省庁である国土交通省へ事態を報告した。

その後、同社グループの情報通信機器の管理している子会社のANAコミュニケーションズ社員である男性が窃盗の容疑で逮捕された。同社では、顧客情報の流失がないか詳細を調査しているという。

(Security NEXT - 2005/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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