Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中部電力、業務委託先が車上荒らしに遭い個人情報入り端末を紛失

中部電力は、5月20日に焼津市内で顧客の設備調査を委託している中部電気保安協会の職員が車上荒らしに遭い、個人情報が保存されている携帯用端末機を紛失したと発表した。

同社によれば、職員は、同端末をショルダーバックに入れ、車においたまま作業を行っていたが、保存されている個人情報を確認しようとした際、ショルダーバックがなくなっていることに気が付いたという。作業中、車は施錠されていなかった。

携帯用端末機には氏名、電話番号、契約内容、アパート管理人情報など、835件の個人情報が記録されていた。同社では、個人情報は、容易に閲覧できない仕組みになっているとしている。同社では警察へ被害届を提出、顧客に対して訪問し、説明、謝罪を行った。

(Security NEXT - 2005/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施