日立、ワンクリックで未知のウイルスをブロックする新技術
日立製作所システム開発研究所は、未知のウイルスからPC内の重要ファイルを保護するソフトウェア技術を開発したと発表した。今後は、クライアントPCへの搭載に向けた製品化を進める予定だという。
同技術は、重要なファイルの読み書きに利用するプログラムを限定することで、一般的なウイルス対策ソフトで検知できない有害なプログラムの侵入をブロック。情報の漏洩や不正な書き換えを未然に防ぐもの。定義ファイルの設定作業を、ワンクリックで簡単に行えるのが特長だという。
また、保護すべき重要ファイルに関連付けられたプログラムを、特徴となる情報を予め定義ファイルに登録することにより、なりすましといった不正な差し替えから保護する機能も備えた。
(Security NEXT - 2005/03/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MS、8月の月例セキュリティ更新で100件以上の脆弱性に対応
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消
「WinRAR」に深刻な脆弱性 - ゼロデイ攻撃で判明
ビジネス交流会サイトに攻撃試行 - 攻撃遮断も一時閉鎖
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開