Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

デジタル証明書の有効性をリアルタイムでチェック「RSA Validation Solution」

RSAセキュリティは、デジタル証明書の有効性をチェックする検証局構築ソリューション「RSA Validation Solution」を12月20日より販売する。

検証局は、PKIにおけるデジタル証明書の有効性を検証するためのシステム。同製品では、RFC2560で定められたプロトコル「OCSP」を利用し、リアルタイムでデジタル証明書の有効性を検証できる。

また、複数の認証局が発行するCRLおよびデルタCRLを集約可能、OCSPのプロキシ機能と転送機能を備えており、ほかの検証局やOCSP機能を有している認証局に証明書の検証を要求できる。

通常、証明書の検証には各アプリケーションから証明書失効リストが利用するが、複数の認証局からリストを検索する場合など、アプリケーション側の処理負荷が発生する。また認証局のCRLはリアルタイムではないため、失効直後の証明書を誤って有効とみなすリスクがあり、同社では、これら問題を検証局を利用することにより回避できるとしている。

(Security NEXT - 2004/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

がん検診受診予定者の個人情報をメール誤送信 - 浦河町
検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正