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Namazu 2.0.13にXSSの脆弱性 - 対応済みモジュールが公開

Namazu Projectは、検索システム「Namazu」の脆弱性を解決したセキュリティアップデート「同2.0.14」を公開した。

「同2.0.13」および以前のバージョンをウェブ上で提供した場合、特定文字列により検索を行うと、クロスサイトスクリプティングの脆弱性のため、ページ内容の改竄、Cookie情報の奪取などが行われる危険がある。

今回の脆弱性解消にあたっては、IPAへ脆弱性情報の提供があり、JPCERT/CCがベンダとの調整を実施した。

Namazu におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性(JVN#904429FE)
http://jvn.jp/jp/JVN%23904429FE.html

Namazu Project
http://www.namazu.org/

情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

JPCERT/CC
http://www.jpcert.or.jp/

(Security NEXT - 2004/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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