Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、10月のトップ10ウイルスを発表

ソフォスは、2004年10月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。

同発表によれば、報告されたウイルスの割合が最も高いのはNetsky-Pで35.2%、次いでZafi-Bの28.0%となっており、他を圧倒している。新しいウイルスは、Bagle-Zipが10位に入っているだけで、両ウイルスの優位性は変わらず、特にZafi-Bは6月の発生から9月までが1位と、5カ月連続で上位を独占している。

同社では、両ウイルスがすでに広い範囲で蔓延しているため、新しいウイルスが対抗できないのではないか、と分析している。3位以下は、Netsky-D(7.0%)、Netsky-Z(5.8%)、Bagle-AA(4.4%)となっている。

同社では、10月だけで1131の新規ウイルスを検知、駆除している。また同社の統計によれば、10月に使用されたメールのうち4.6%以上がウイルスメールだという。 以前と比較してみると、7月には9%以上がウイルスメールだったので、減少傾向にあることがわかる。

(Security NEXT - 2004/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
専門学校生対象のセキュリティコンテスト - 課題は「ASMツール」
ビデオ会議の「Zoom」、9月の定例アドバイザリは1件のみ
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
「Cisco IOS XR」など複数Cisco製品に脆弱性
Ivanti、3製品に関するセキュリティアドバイザリを公開
更新3件を含むセキュリティアドバイザリ19件を公開 - SAP
Palo Alto、アドバイザリ7件を公開 - 「PAN-OS」などの脆弱性に対処
SAP、8月のセキュリティパッチを公開 - 深刻な脆弱性も
申込者の個人情報を事務局が誤アップロード - 福岡国際マラソン