Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

迷惑メール流通の抑制、防止に向けた研究会を開催 - 総務省

総務省は、迷惑メールの流通を抑制、防止するために必要な方策の検討を行う「迷惑メールへの対応の在り方に関する研究会」を開催する。

同研究会は、受信者の同意を得ず一方的に送信される広告、宣伝目的の迷惑メールを、抑制および防止するために必要な対応方策について検討することを目的としている。

検討事項としては、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」施行後の迷惑メール状況の変化、および諸外国の法制度の整備状況などが挙げられる。また、法に基づく取締りや、電気通信事業者における受信回避のための取組み、利用者への周知啓発なども検討される。

同省では、10月7日に第1回会合を開催し、年内に中間報告を取りまとめる予定だとしている。

さらに同省は、携帯電話のショートメールについても、送信者に対する法規制を検討しており、法改正の成立を来年の国会目指す。同法案では、連絡先を明記しない場合、罰金刑などが科されるという。

(Security NEXT - 2004/10/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分