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「なりすまし」で感染拡大、「W32/Bagle.az@MM」に注意

マカフィーのウイルス研究機関McAfee AVERTは、ワーム「W32/Bagle.az@MM」の感染拡大に伴い、警告を呼びかけている。

同ワームは、添付ファイルをクリックすることで感染する。独自のSMTPエンジンにより、感染したパソコン内からメールアドレスを抽出し、大量のメールを送信する。また、P2Pによる感染機能もある。

同社によれば、他人の名前で送信する「なりすまし」機能が感染の拡大につながっているという。危険度は「中」で、指定のエンジンとウイルス定義ファイルに更新すれば駆除できるとしている。

(Security NEXT - 2004/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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