Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

通販サイトに不正アクセス、クレカ情報流出 - ヤマサちくわ

「ヤマサちくわオンラインショップ」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が外部へ流出したことがわかった。

同サイトを運営するヤマサちくわによれば、同サイトが「SQLインジェクション攻撃」を受け、2005年11月6日から2015年7月27日までの間に、同サイトでクレジットカード決済を利用した顧客のクレジットカード情報が外部へ流出したという。クレジットカードの名義や番号、有効期限など最大9426件にのぼる。

クレジットカード決済代行会社の指摘により、1月27日に情報流出の可能性が判明。調査を進めるとともに、同月30日にクレジットカード決済を停止した。3月2日に調査会社より調査報告を受けたという。

同社では、所管の官庁と警察へ報告するとともに、対象となる顧客にメールと書面で謝罪。クレジットカードの利用履歴に身に覚えのない請求がないか確認するよう注意を喚起した。

同社では再発防止に向け、クレジットカードの決済については、クレジットカード情報を同社で保有しないシステムへ変更するとしている。

(Security NEXT - 2017/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

人事データやメールの不正閲覧で職員を処分 - 奈良市
すかいらーく「テイクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ