「Webmin」に複数のXSS脆弱性 - 1月初旬のアップデートで修正済み
ウェブインターフェースよりシステムを管理できる「Webmin」に複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトウェアにおけるエラーページの出力処理やデータベース編集機能にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2017-2106」が含まれていることが判明したもの。
同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの米山俊嗣氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整。1月7日に公開された「同1.830」にて修正が行われた。さらにバグフィックスなどが行われた「同1.831」が1月31日に公開されている。
(Security NEXT - 2017/02/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
