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原子力損害賠償の請求書を紛失 - 東電

東京電力ホールディングスは、福島復興本社の郡山補償相談センターにおいて、原子力損害賠償の請求書3通が所在不明になっていることを明らかにした。

同社によれば、請求者から預かった原子力損害賠償の請求書3通を紛失したもの。いずれも証憑書類など含む「農業に係る営業損害賠償の請求書」の一式で、請求者の氏名、住所、生年月日、口座番号、賠償請求金額などが記載されていた。

11月24日、請求者から処理状況について問い合わせがあり、確認したところ1通の紛失が判明。これを受けてセンター内を調査したところ。同月29日に別の2通についても紛失していることが発覚した。

同社では、請求書の取り扱いルールが徹底されていなかったことや、預かった請求書をセンター内で授受する際の確認が不十分だったと説明。警察に届けるとともに、対象となる請求者に説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2016/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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