Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Symantecの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートがリリース

Symantecの法人向け製品において、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。

「Symantec IT Management Suite(ITMS)」「Symantec Ghost Solution Suite(GSS)」「Symantec Endpoint Virtualization(SEV)」において、検索パスの指定に問題があり、意図しないDLLファイルを読み込む脆弱性「CVE-2016-6590」が含まれていることが明らかとなったもの。重要度は、「高(High)」。

細工されたDLLファイルなどが設置された場合、システムの起動時などに読み込み、任意のコードを実行されるおそれがある。悪用は確認されていない。同社では脆弱性を修正した「ITMS 8.0 HF4」「GSS 3.1 MP4」「SEV 7.6 HF7」をリリースしている。

(Security NEXT - 2016/11/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正
「Chrome」にアップデート - スクリプトエンジンの脆弱性を修正
Ivantiの複数製品に脆弱性 - 「EPM」の更新は11月以降
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
機械学習フレームワーク「Keras」に深刻な脆弱性 - 8月の更新で修正
「LANSCOPE」エンドポイント管理製品に脆弱性 - 4月以降、攻撃を観測