Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ウイルスバスタークラウド」に検索回避の脆弱性

トレンドマイクロのセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスタークラウド」において、検索対象から回避されるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。修正プログラムが提供されている。

脆弱性が含まれるのは「同8」「同10」。一定条件下でファイルやフォルダに対する検索を回避されるおそれがあるという。同社が外部研究者より報告を受けたもので、悪用は確認されていない。

同社では、修正モジュールを用意。手動で適用できるほか、インターネットへ接続している場合は自動的に適用されるという。また「同11」以降は影響を受けない。

同社は製品利用者へ広く周知するため、JPCERTコーディネーションセンターへ報告。JVNでも情報が公開されている。

(Security NEXT - 2016/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性