Cisco ASAソフトウェアの一部バージョンにサービス拒否の脆弱性
Cisco Systemsのセキュリティアプライアンス「ASA(Adaptive Security Appliance)シリーズ」のソフトウェアにサービス拒否の脆弱性が含まれていることが判明した。一部バージョンのみ影響を受けるという。
同ソフトウェアの一部バージョンにおいて、DHCPv6のパケット処理に脆弱性「CVE-2016-1367」が存在することが明らかとなったもの。DHCPv6のリレー機能を有効にしている場合にサービス拒否を引き起こすおそれがあるという。CVSSスコアは「7.8」。
脆弱性の影響は、「同9.4.1」を搭載した製品のみ影響があり、他バージョンは影響を受けないという。同社では脆弱性に対処した修正プログラムを提供している。
(Security NEXT - 2016/04/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
「Symfony」に脆弱性 - アクセス制御ルールが回避されるおそれ
ベクトルDB「Milvus」に深刻な脆弱性 - クラスタ乗っ取りのおそれも
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件に対処
