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Apple装うフィッシングに注意 - 偽サイトでApple IDを詐取

Apple製品のユーザーを狙い、Apple IDのアカウント情報を騙し取るフィッシング攻撃が確認された。10月2日の時点でサイトは稼働中であり、フィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。

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今回確認されたフィッシングページ(画像:フィッシング対策協議会)

自動送信による認証メールに見せかけたフィッシングメールが出回っているもの。メールは英文で記載。リンク先からアカウントの状態を受信後48時間以内に確認するよう促す内容で、誘導先の偽サイトでApple IDやパスワードなどを騙し取る。

10月2日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、フィッシング対策協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。

同協議会では、同サイト以外にも類似した攻撃が行われる可能性があるとして注意を呼びかけるとともに、フィッシングの情報提供を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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