Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

TBSへ犯罪予告ウイルス作成者からと見られる犯行声明メール

ウイルスへ感染した端末から、パソコン所有者の意図に反して遠隔操作により犯罪予告が行われた事件で、ウイルスを作成した犯人と見られる人物から犯行声明のメールが、TBSへ届いていたことがわかった。

「私が真犯人です」との件名で届いたメールには、大阪や三重において犯罪予告によりパソコン所有者が誤って逮捕された事件をはじめ、6月から8月までに発生した複数の事件について関与を認める内容。そのうち1件については、ウイルス以外の方法を用いこともほのめかしていたという。

メールには、一般に公表されておらず当事者や捜査関係者しか知り得ない情報が含まれていたほか、警察や検察の信頼を失墜させることが動機だったとする記載もあるなど、挑発的な内容が含まれていた。

(Security NEXT - 2012/10/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

捜査機関に対する情報開示は1583件、前期比14%減 - LINE
2021年上半期の開示要請は2037件、70%に対応 - LINE
2019年下半期の捜査機関開示要請は1684件、78%に対応 - LINE
2019年上半期の捜査機関開示要請は1625件、79%に対応 - LINE
2018年下半期の捜査機関による開示要請は1725件、76%に対応 - LINE
2018年上半期の情報開示要請1576件、76%に対応 - LINE
LINE、捜査機関開示要請の76%に対応 - 不正アクセス関連は1%
2017年上半期の情報開示請求は1614件、65%に対応 - LINE
公衆無線LAN利用者や設置者向けに手引書 - 脅威や対策を解説
PC遠隔操作事件、懲役8年の実刑判決