Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

自宅作業で県システムのPWをメール、送信先誤る - 佐賀県

佐賀県は、職員が自宅作業のために同県が管理するシステムのログインIDやパスワードをメールで送信しようとしたところ、誤って第三者へ送信する事故が発生したことを明らかにした。

同県によれば、4月17日18時半ごろ、職員が管理するウェブサイトの更新を自宅で行うため、許可なくシステムのログイン情報のリストをメールで送信したもの。くわえて自宅のパソコンで利用する個人のメールアドレスへ送信したつもりが、誤ったメールアドレスに送信していたという。

メールには、大容量のファイルを送受信するシステムのURLやログインするためのID、パスワードを記載。同システム上には、自治体や個人、企業のメールアドレス129件や、メールの送受信情報が保存されていた。

またメールには、移住ポータルサイト「サガスマイル」や議事録作成支援システムの管理者向けURLとともにIDやパスワードを記載していた。

送信から20分後に職員がミスに気付き、情報セキュリティ窓口へ連絡。ファイル送受信システムのログイン情報を変更した。移住ポータルサイトと議事録作成支援システムのログイン情報は職員が変更を行った。

同日21時過ぎの時点で第三者によってシステムにログインされた形跡はなかったという。

(Security NEXT - 2020/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託業者がメール誤送信、講座応募者のメアド流出 - 静岡県
中学校でテスト解答用紙を保護者に誤配信 - 名護市
区民センターのコンサート案内メールで誤送信 - 港区
応募者宛のメールで送信ミス、メアドが流出 - 山陰放送
都委託先でサポート詐欺被害 - 個人情報流出のおそれ
ふるさと納税返礼品提供事業者のメールアドレス流出 - 大阪市
研修申込者への受講承認メールで誤送信 - 茨城県社会福祉協議会
IT講座受講者向けの案内メールで送信ミス - 会津大
産後ケアの利用者名簿を委託業者にメールで誤送信 - 館林市
PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高