Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、「Chrome 80.0.3987」で複数脆弱性に対処

Googleは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けに提供しているブラウザの最新版「Chrome 80.0.3987」をリリースした。

今回のアップデートでは、セキュリティに関する5件の修正を実施。脆弱性については、CVEベースで重要度が4段階中2番目にあたる「高(High)」とされる3件の脆弱性を解消したという。

具体的には、JavaScriptエンジン「V8」において型の取り違えが生じる「CVE-2020-6383」を修正。「WebAudio」で解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-6384」や、スピーチ機能における「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-6386」に対処した。

Googleでは、同アップデートを数日から数週間以内に展開するとしている。

(Security NEXT - 2020/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中