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地域向け情報銀行サービスの実証を開始 - 中部電力

中部電力は、地域に向けた情報銀行サービス「MINLY」の実証実験を、3月上旬から愛知県豊田市で開始する。

同サービスは、豊田市の住民や同市の訪問者から同意を得たうえでパーソナルデータを受託、地域の活性化などに活用する情報銀行サービス。日本IT団体連盟から運営計画が開始可能な状態にあるとする「情報銀行 P認定」を取得している。

同サービスでは、年齢、性別や興味関心、行動履歴、予定などのパーソナルデータを受託。同市内の店舗など約50の事業者や約25の同市関連施設より買い物情報やクーポン、イベント情報などを提供する。

今後同社では、「情報銀行 通常認定」の取得に向けて実証をすすめ、コミュニティサポートインフラ事業のサービス向上を図るとしている。

(Security NEXT - 2020/02/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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