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「Office for Mac」の「マクロ無効設定」が回避されるおそれ

マイクロソフトが提供する「Office for Mac」において、無効に設定しているにもかかわらず、特定環境下で意図せずマクロが実行される問題が判明した。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

「Office for Mac」では、マクロを実行せずに内容を確認できる「保護されたビュー」が用意されているが、「SYLKファイル」に対しては同機能が適用されず、さらに特定環境下で「Excel 4.0」に導入されていた「XLMマクロ」が実行されることが明らかとなったもの。

CERT/CCによれば、マクロのセキュリティ設定において「警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする」を選択している場合、「XLMマクロ」を埋め込んだ「SYLKファイル」を開くと、通知なしにマクロを実行されることが調査により判明したという。共通脆弱性識別子として、「CVE-2019-1457」が採番されている。

サポート中である「Office 2016 for Mac」「Office 2019 for Mac」を最新の状態にしている場合も影響を受けるが、セキュリティ更新プログラムなどは提供されていない。

(Security NEXT - 2019/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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