情報共有ツール「Confluence Server」にスクリプト注入の脆弱性
Atlassianの情報共有ツール「Confluence Server」にスクリプトインジェクションの脆弱性が含まれていることがわかった。
ユーザーマクロ機能においてスクリプトインジェクションが可能となる脆弱性が判明したもの。
システム管理者により、マクロエディタのマクロタイトルや、アイコンURLにスクリプトを入力することが可能で、閲覧者のブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるおそれがある。
ただし、脆弱性が悪用できるのは、システム管理者に限定され、機密性や可用性などへの影響は少ないとし、脆弱性の重要度を「3(マイナー)」とレーティングしている。
同脆弱性は情報科学専門学校の西谷完太氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。「同6.10.1」で修正されている。
(Security NEXT - 2018/10/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因