Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」がアップデート、重要度「高」の脆弱性を修正

ブラウザ「Chrome」の開発チームは、「Windows」「macOS」「Linux」向けに最新版となる「同76.0.3809.132」をリリースした。

今回のアップデートは、セキュリティに関する3件の問題に対処したもの。脆弱性「CVE-2019-5869」を修正したことを明らかにしている。

「CVE-2019-5869」は、解放後のメモリへアクセスするいわゆる「Use After Free」の脆弱性。脆弱性の重要度は、4段階中2番目の「高(High)」とレーティングされている。

同社は、数日から数週間をかけて同アップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2019/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告