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DNSサーバ「Knot Resolver」に複数脆弱性 - 更新がリリース

キャッシュDNSサーバ「Knot Resolver」に複数の脆弱性が明らかとなった。開発元や関係機関では注意を呼びかけている。

同製品において、不在応答の処理に関する2件の脆弱性「CVE-2019-10190」「CVE-2019-10191」が明らかになったもの。

開発元では、これら脆弱性に対する修正のほか、8件の機能強化や、競合によりクラッシュが生じる問題など9件のバグを修正した最新版「同4.1.0」をリリースした。

同版のリリースを受けて、日本レジストリサービス(JPRS)など関係機関では、アップデート情報を参照するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/07/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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