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2019年最初のMS月例パッチ - 脆弱性49件を解消

脆弱性によって影響は異なるが、22件の脆弱性に関しては、リモートよりコードを実行されるおそれがある。そのほか、「権限の昇格」「サービス拒否」「情報漏洩」「なりすまし」などの影響がある。

今回修正された脆弱性において、Jetデータベースエンジンにおいてリモートでコードが実行される脆弱性「CVE-2019-0579」に関しては、すでに公開済みだという。悪用可能性指標については「悪用される可能性は非常に低い」とレーティングした。

2018年12月下旬に「MsiAdvertiseProduct」で競合状態が発生し、権限の昇格が可能となる脆弱性が公開されたが、今回のアップデートには含まれていない模様だ。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-0536
CVE-2019-0537
CVE-2019-0538
CVE-2019-0539
CVE-2019-0541
CVE-2019-0543
CVE-2019-0545
CVE-2019-0546
CVE-2019-0547
CVE-2019-0548
CVE-2019-0549
CVE-2019-0550
CVE-2019-0551
CVE-2019-0552
CVE-2019-0553
CVE-2019-0554
CVE-2019-0555
CVE-2019-0556
CVE-2019-0557
CVE-2019-0558
CVE-2019-0559
CVE-2019-0560
CVE-2019-0561
CVE-2019-0562
CVE-2019-0564
CVE-2019-0565
CVE-2019-0566
CVE-2019-0567
CVE-2019-0568
CVE-2019-0569
CVE-2019-0570
CVE-2019-0571
CVE-2019-0572
CVE-2019-0573
CVE-2019-0574
CVE-2019-0575
CVE-2019-0576
CVE-2019-0577
CVE-2019-0578
CVE-2019-0579
CVE-2019-0580
CVE-2019-0581
CVE-2019-0582
CVE-2019-0583
CVE-2019-0584
CVE-2019-0585
CVE-2019-0586
CVE-2019-0588
CVE-2019-0622

(Security NEXT - 2019/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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