業務で入手した個人情報で電話した職員を処分 - 郡山市
福島県郡山市は、業務を通じて取得した個人情報を利用して電話をかけ、個人的な質問をするなど不正行為を行った非常勤の嘱託職員に対し、懲戒処分を行った。
同市によれば、問題の職員は、市営住宅の退去を申し込んだ女性の携帯電話番号を無断で持ち帰り、非出勤日だった7月20日に自身の携帯電話から上長の許可なく女性に電話をかけたという。
通話では退去にともなう修繕などの履行状況などを確認。さらに女性に業務と関係ない個人的な質問などを行い、通話後に謝罪のショートメッセージを送信したという。
同問題を受け、同市では個人情報保護条例や地方公務員法に違反するとして、11月29日付けで同職員に対し、停職3カ月の懲戒処分を実施した。
(Security NEXT - 2018/11/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
委託先従業員がマイナカード申請情報を私的利用、好意持ち連絡 - 郡山市
神戸市、個人情報の不正操作で職員処分 - 保険料増額の通知から発覚
子会社従業員が有効期限間近のデジタルギフトを不正入手 - デジタルプラス
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
行政文書ファイル1冊が所在不明、匿名通報で発覚 - 関東財務局
児童相談に関するICレコーダー紛失、1年以上未報告 - 紋別市
個人情報含むUSBメモリを紛失、拾得され発覚 - 近畿大工業高専