Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Workstation」などに深刻な脆弱性 - 今月2度目のアップデート

「VMware Workstation」および「VMware Fusion」に深刻な脆弱性が含まれていることが明らかとなった。11月9日に公表された脆弱性とは異なる脆弱性であり、注意が必要だ。

同社によると、仮想ネットワークデバイスにおいて「インテグラオーバーフロー」の脆弱性「CVE-2018-6983」が明らかになったもの。悪用されると、ゲストよりホスト上でコードを実行されるおそれがある。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。

両製品に関しては、11月9日にも深刻な脆弱性「CVE-2018-6981」が公表されているが、同脆弱性とは異なり、同社は、あらたに脆弱性を修正した「VMware Workstation 15.0.2」「同14.1.5」および「Fusion 11.0.2」「同10.1.5」をリリース。利用者へ注意を呼びかけている。

20181126_vm_001.jpg
影響を受ける製品(表:VMware)

(Security NEXT - 2018/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み