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九大ら、スマートファクトリー向けセキュアプラットフォームを共同研究

九州大学とスカイディスクは、スマートファクトリー向けのセキュアなクラウドプラットフォームの共同研究を開始した。

同研究は、IoTやAIを活用するスマートファクトリーにおいて、安全な運用を維持するためのセキュアなプラットフォームについて共同研究を進めるもの。

ブロックチェーンや、製造後に構成を設定できる集積回路であるFPGAを活用することで、サイバー攻撃を受けた場合や、データが改変された場合にも安全を確保するという。

共同研究にあたり、スカイディスクが「IoTクラウド環境」と「AIモデル」を提供。九州大学のサイバーセキュリティセンターは、セキュリティアルゴリズムの「FPGA実装」によるパフォーマンスの向上や実現性について研究する。研究期間は2019年3月31日まで。

(Security NEXT - 2018/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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