Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「支払い方法が他人に変更された」と不安煽る偽ソフトバンクに注意

フィッシング対策協議会は、ソフトバンクを装うフィッシングメールが確認されたとして注意を呼びかけた。パスワードをリセットしたなどとだまし、偽サイトへ誘導していたという。

20180704_ap_002.jpg
誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)

同協議会によれば、問題のメールは、「緊急ご連絡」「重要なお知らせ!」といった件名で送信されているもの。メールの本文は、キャリア決済が他人に利用され、支払い方法が他人のソフトバンクまとめて支払いに変更された可能性があるなどと不安を煽る内容だった。

さらに「My SoftBank」のパスワードをリセットしたなどと説明。偽のログイン画面に誘導して、携帯電話番号やパスワードを入力させようとしていた。

同協議会では、誘導先のURLとして6種類を把握しているが、7月4日の時点でいずれも稼働を停止しているという。同協議会では、類似した攻撃が発生する可能性があるとして、引き続き警戒するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意