「IOS XE」のAAAサービスにRCEの脆弱性 - アップデートで対応
Cisco Systemsは、「IOS XE」のAAA処理に脆弱性が存在し、リモートよりコードを実行されるおそれがある深刻な脆弱性が存在するとしてアップデートをリリースした。

「CVE-2018-0315」が判明した「IOS XE」(画像:Cisco)
「IOS XE」において、「認証」「認可」「アカウンティング」の処理を行う「AAA」セキュリティサービスにおいて、1件の脆弱性「CVE-2018-0315」が明らかとなったもの。重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
ログイン認証時におけるユーザー名の処理に起因するもので、脆弱性を悪用されると、認証なくリモートよりコードを実行したり、サービス拒否を引き起こすことが可能となるという。
同社では脆弱性の判明を受けて、アップデートをリリースするとともに、緩和策についてもアナウンスした。
(Security NEXT - 2018/06/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性