Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

宮城県関連サイトが改ざん、ランサム脅迫文が表示 - 閲覧者への被害は確認されず

宮城県食品輸出促進協議会のウェブサイトが不正アクセスを受け、改ざんされたことがわかった。ランサムウェア「Ransomnix」との関連する英文が表示される状態だったという。

同県によれば、同協議会のウェブサイトが改ざんされ、アクセスすると「JIGSAW RANSOMNIX 2018」の英文とともに、金銭を要求する内容のページが表示される状態に陥ったもの。2月19日10時過ぎ、同県担当者が同サイトへアクセスした際、改ざんされていることに気が付いた。

サイトの管理業務を委託している事業者へ確認し、同日11時半にサーバが不正アクセスを受けていることが判明したため、同サイトを閉鎖した。

同サイトの閲覧者におけるマルウェア感染などの影響は確認されていないと説明。また同サイトは商品紹介などに利用されており、個人情報は含まれていないという。改ざんの原因については調査中としている。

(Security NEXT - 2018/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
人材紹介サイトが改ざん、個人情報は別システムで管理 - AGSグループ
サイトが改ざん被害、別サイトへ誘導 - 富山市内の商業施設
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
サイト改ざんで異なるページを表示 - アルパインツアーサービス
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
有形文化財サイトが改ざん、修正時の設定変更を失念 - 秋田市