Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OneThird CMS」にディレクトリトラバーサルの脆弱性

SpiQeソフトウェアが提供するコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「OneThird CMS」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品において、編集権限でログインできるユーザーにより、任意のファイルが削除できるディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2017-10907」が含まれていることが判明したという。

同脆弱性は、NTTコミュニケーションズの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。開発者より脆弱性が修正された「同1.90」がリリースされている。

(Security NEXT - 2017/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
macOSにアップデート - 脆弱性1件を修正
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
シリアライズライブラリ「Apache Fory」Python版に深刻な脆弱性
「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
「OpenSSL」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意