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JINS通販サイトで個人情報が流出か - 「Apache Struts 2」脆弱性が再度原因に

メガネチェーン店「JINS」が運営する通信販売サイト「JINSオンラインショップ」が不正アクセスを受け、顧客の個人情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。同サイトを運営するジェイアイエヌでは、詳細について調査を進めている。

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不正アクセス発覚後、あらたなサーバへ移行された「JINSオンラインショップ」

同社よれば、3月22日に不正アクセスを把握。調査を行ったところ、氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスなど、74万9745件の個人情報のほか、メールアドレス43万8610件が外部よりアクセスできる状態だったことが判明したという。

同サイトにおいて使用する「Apache Struts 2」に脆弱性が存在し、不正アクセスを受けたことに起因。

不正アクセス発覚後、同社では外部事業者へフォレンジック調査を依頼。あらたにサーバを構築して同ショップのプログラム移行した。今後の調査で情報流出が判明した場合は、個別に顧客へ通知するとしている。

同社オンラインショップでは、2013年にもサーバへバックドアが設置され、クレジットカード情報が外部へ転送、窃取される被害が発生しているが、その際も「Apache Struts 2」における既知の脆弱性が原因だった。

同社では再発防止策として、クレジットカードによる決裁を決済代行会社のページで情報を入力するよう変更したほか、不正アクセスの対策機器などを導入していた。

(Security NEXT - 2017/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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