「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - 72時間以内に更新を
Adobe Systemsは、脆弱性7件に対処した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。72時間以内を目安にアップデートするよう呼びかけている。

7件の脆弱性へ対処したAdobe Systems
「メモリ破壊」や「バッファオーバーフロー」、乱数生成における不具合、解放済みメモリへアクセスする「use after free」の脆弱性など、7件の脆弱性が含まれていることが判明したもの。脆弱性を悪用されると、システムの制御を奪われるおそれがある。
同社は最新版となる「同25.0.0.127」を用意。適用優先度は、ブラウザ同梱版を含め、3段階中もっとも高い「1」としており、72時間以内の更新を推奨。ただし、「Linux」に関してのみ、もっとも低い「3」とレーティングしている。
今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2017-2997
CVE-2017-2998
CVE-2017-2999
CVE-2017-3000
CVE-2017-3001
CVE-2017-3002
CVE-2017-3003
(Security NEXT - 2017/03/15 )
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