合否結果など就活学生の個人情報を誤送信 - ディスコ
精密加工装置などを製造しているディスコは、新卒応募者の個人情報を含むファイルを、誤って関係ない学生へメールにより送信する事故が発生したことを明らかにした。。
同社によれば、2017年度の新卒応募者に関する個人情報や面接の合否結果が含まれるファイルを、11月10日13時過ぎに採用担当者が2018年度の応募者1人に誤ってメールで送信したもの。
問題のファイルには、9929人分の氏名や学校名、学部名などが記載されていた。そのうち1575人については、面接の合否結果も含まれる。
ミスの発生当日に別の担当者が問題に気付き、誤送信先の学生に連絡してメールの削除を依頼。さらに同日19時に同社の採用責任者や担当者が誤送信先の学生宅を訪問し、誤送信したデータが適切に削除されていることを目視で確認したという。
今回の事故について、本来送信すべきファイルと、誤送信したファイルが同一のフォルダ内に保存されていたことや、個人情報を含むファイルを識別するために定めていたファイル名のルールが遵守されていなかったことが、ミスの原因と説明している。
同社は、誤送信されたファイルに個人情報が含まれていた学生に対し、メールを通じて謝罪した。今回の事故に関して、357件の問い合わせが寄せられ、293件に関しては対応内容に理解を得られたが、のこる64件に対して、引き続き対応を進めている。
(Security NEXT - 2016/11/16 )
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